協会について
ごあいさつ
令和元年7月に坂井一浩前会長に代わり、会長に拝命いたしました。会長就任のご挨拶をさせていただきます。
1993年に日本の義肢装具士の唯一の職能団体として会が発足し、2017年には内閣府から公益社団法人として認可をいただきました。定款には「本会は、義肢装具士の資質の向上及び知識・技術の研鑽に努めるとともに、義肢装具を はじめとした福祉用具の普及・発展を図り、国民の保健・医療・福祉に寄与することを目的とする。」と掲げて活動しています。具体的には、学術大会、研修会、セミナーの開催、学術誌・白書の発刊、義肢装具士の生涯教育、国際協力を主な事業としています。
1987年に義肢装具士法が制定されましたが、30年以上も経過し、高齢化社会、高度医療、工学技術の進歩など、取り巻く医療福祉分野の変化に伴い、義肢装具士に求められる能力が「ものづくり」から義肢装具など福祉用具を必要とされる方々へさまざまなサービスができる多様な能力が必要となっています。日本唯一の職能団体として他の医療・福祉関係職種と連携を高めながら、義肢装具士としての専門性を磨き、日本の医療福祉分野に貢献できるよう会員の皆さんと頑張っていきたいと思っています。
よろしくお願い致します。
(北海道科学大学 保健医療学部 義肢装具学科教授)
野坂 利也